たまたま見かけたものに、感銘を受けることがよくあります。
ほぼテレビを見ないのに、
なんとなくリモコンをパチパチやってみた時に
映った画面に釘付け、なぁんてことがありました。
この方は、独学で始めたそうです。
そういう話を聞くと、ものすごく心に驚くとともに、
勇気が出てきます。
建築・デザイン系大学院のプラット・インスティテュートへ入学したのですが、自分にはデザインの授業がとても退屈だった。
授業ではデザイナーは個性の表現ではなく、クライアントの課題解決に徹する専門家であるべきという指導が徹底されていた。
自分と同世代のストリートアーティストたちと交流する機会があって、『自分もやってみよう』と思い、キャンバスとアクリル絵具を買って描き始めました。
美大で学んできた連中と比べて自分は “できない” という状況を長所にすること。
デッサンで基礎を学ぶということを経験していない。
だからこそ、自分にできる表現方法がある。
そんな言葉に勇気が出るのは、私だけではないと思います。
絵を描くということだけではなく、
日常の中で、とても小さな、ささやかなことでも
諦めてしまうことが誰にでもよくあると思います。
「私にはムリ」
「時間ないし」
「お金ないし」
「そんなことやって、結局どうなるわけでもないし」
などなど、理由は数限りなく探せます。笑
でも、こういう記事を読み、
ちょっとだけでも勇気が出たら、
やってみようかなぁ、なんて思えて
行動できるといいんじゃあないかなー。
大掃除で体中が痛くなった連休後半のつぶやきでした。