なんでも楽しくチャレンジ:arles1988’s blog

いくつになっても、色々なことに興味が尽きません。あれこれチャレンジする日々です。

イブ・クライン「青の中の青」ー青の画家ー

イブ・クライン は、青色を描き続け、追求し続けた画家です。

Painting Performerなんていう呼称もいいかもしれません。

(私が思いついただけですが・・・)

顔料を自分で開発し、インターナショナル・クライン・ブルー(IKB)という色を

作り出し、特許を取得しました。

  

学生の頃、ゼミの先生からこの画家の話を聞き、

とても興味が沸き、今でもずっと惹かれる画家です。

具体的・視覚的に分かる物象を描いたものよりも、

抽象画や模様に昔から無性に惹かれます。

色合いを出しやすく、色そのものが際立つからかもしれません。

 

青色以外の色を使った作品もありますが、青に集中・没頭していきます。

一番惹かれる作品は、インターナショナル・クライン・ブルーを

全身に塗った裸のモデルたちが、キャンバスの上で横になって

動いて出来上がったという、これです。

なんとYou tubeに映像がありました!

製作場面の映像なんて、とても貴重ですね。


Yves Klein. Anthropométrie de l'époque bleue (1960) colour

 

こういった奇抜で、常識を打ち破る方法と作品は、

激しく魅力的です。

1960年ということは58年前、つまり半世紀も前ですが、

斬新さは全く色あせていません。

2018年の今でも、衝撃的かつ刺激的です。

 

目の前に続く日常の中では、時々、こんな刺激が必要になります。

sdart.jp

 

わずか34歳で亡くなってしまったそうですが、

生きている時に製作場面を見てみたかったなー

  

私のテーマカラーは「オレンジ」と「ピンク」です。

秋ごろには出来上がりますように。

 

 

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