高校生の頃から偏頭痛が始まり、大学に入ってから腰痛と肩こりがひどくなったことをきっかけに、東洋医学に興味を持つようになりました。
もともと、東洋哲学にも関心があったのと、母が漢方薬を煮て作っていたこともあり、疑うことなくすんなりと入りました。
大学に入ってすぐの頃に、せんねん灸をやってみたら、その効果にびっくりしました。
肩から腕がする~っと抜けていくような感覚で、じんわりフワフワと腕の中に何かが流れていくようでした。
血の巡りですね。
足がむくんでいるときも同じような感覚になります。
膝から下がじんわりして気持ちよくなって軽くなり、むくみがとれます。
昔は、全身のツボが書いてある説明が入っていたので、それを見ながら自分はもちろん、家族や友人にも試してみたりしていました。
効く人とそうでない人がいました。
全く効果のない人は、「熱くもないし、何も感じない」と言っていました。
よく効く人は、全身の力が抜けて気持ちよくなり、寝てしまうことがよくありました。
落ち着いた静かなクラッシク音楽をかけながらやると、大概の人が爆睡します!
ツボの本を買って自分で指圧をやってみたり、太極拳も本やビデオを見ながら見よう見まねでやっていました。
漢方の病院に通って針治療を受けていた時期もあり、しっかり学んでみたいという気持ちはありますが、現実的に時間がありませんね~(涙)
近頃、心に響いたのは、「五臓六腑と7種類の感情」についてです。
それぞれの詳しい役割についてはこちらをどうぞ↓
喜・怒・思・憂・悲・恐・驚 といった7種類の感情が、5つの臓器にたまっていくそうなのです。
・心臓ー喜
・肝臓ー怒
・脾臓ー思
・肺ー憂 悲
・腎臓ー恐 驚
どれも過剰になった場合に、様々な症状となって表れるそうです。
人間の身体は本当に不思議ですね。
東洋哲学では、人体を宇宙としてとらえます。
人体、つまり自分自身が宇宙そのものである、という考えです。
宇宙が自分の中にある、と言った方が分かりやすいかもしれませんね。
対極のものが、全て自分の中に混在しているのです。
全てを包含しているもの、それが自分です。
膨大で限りのない宇宙ですから、嫌いという感情があれば、真逆の好きという感情も同時に存在するのです。
そう思うと、あまり自分のことを決め付けないほうがいいかもしれませんね。
「私はこうだ」
「私はこれが嫌いだ」
「私はあれが好きだ」
決め付け、こだわり、思い込み
そういったものから自由になって、なんでもありの状態が心地いいかな、と思います。
学べば学ぶほど、深みに入り込んでいく世界ですが、終わりがないからこそ楽しいです。
ネットでも何でも学べる時代です。
こんな風に・・・・↓