アマゾンプライムで毎日のように映画を見まくっていますが、
先週末に見たもので、久々にジーンときたのがこちらです。
昔々、学生の頃にジャズを聴いていました。
フリージャズをやっている人のお勧めで、この映画を観たのがきっかけでした。
初めから最後までみんなカッコいいの一言に尽きますが、
魅了されてしまったのがDinah WashingtonとGelly Mulliganでした。
あの頃に買い集めていたレコードやCD、カセットテープはどこにいってしまんだろうか・・・。
それから数十年が経ち、この映画で久々にJazの世界に引き込まれました。
イーサン・ホークがハマリ役でした。
地味な役が多いような印象でしたが、この映画で深い演技力を大いに発揮し、
私の中で「いい俳優」リストに追加されました。
繊細で敏感すぎるアーティスト Chet Bakerになりきっていました。
孤独と闇を抱えながら、愛に飢えてさまよい続ける寂しい魂を表現し、
見ている側の心を痛く、切なく締め付けます。
いい映画でした!
本人の歌と演奏はこちらです。
Chet Baker - My Funny Valentine - Torino 1959
こういう話には、必ず「支える女」がいます。
いつも女が支える側です。
なぜだろう?
逆パターンはないのだろうか?
「女を支える男」
このパターンは何故あまりないのだろうか。
あっても悪くないはずです。
Jazの世界で挙げてみると、Billy HolidayもDinah Washingtonnも
ドラッグや薬の過剰摂取で亡くなりました。
そういえば、学生の頃にBilly Holidayの本を読んだこともありましたが、
献身的に支えてくれる「男」の存在はなく、
利用する悪質な男ばかりが周りにいたような内容だった記憶があります。
なぁんだか納得がいきませんね。
解せない。
女ばかりが何故支えるのだ?
うーん・・・・・、
解せない雨の日曜日、徒然なるまま書きつらねました。