なんでも楽しくチャレンジ:arles1988’s blog

いくつになっても、色々なことに興味が尽きません。あれこれチャレンジする日々です。

初めての登山: 神奈川県伊勢原市 大山

先日、初めて登山なるものにチャレンジしてみました。

行き先は、神奈川県伊勢原市 大山です。

 

生憎の天気で、午前中から雨が降り始め、

いやぁ、なんていうか、ほんとに、心の底から大変でした。。。

想像していた以上に、過酷でした・・・。

しかしながら、

「次はどこにチャレンジしようかな~」

なんてウキウキワクワクする、懲りないワタシでした。

 

伊勢原駅7時半に友人と待ち合わせ。

二人とも初チャレンジでした。

駅前にコンビニがないことに驚き、かろうじて見つけたローゼンで

フリーズドライの卵スープと大き目のプラスティックカップを購入し

バスに乗りました。

 

平日&曇りのち雨の天気予報だったせいか、

登山客は私たちだけ・・・

ちょっぴり不安になる二人でした。

 

30分くらいで終点到着。

降りてみたらば、やはり私たちだけ。

???と思いつつ、「貸切か?」笑いつつルートを写真に収めました。

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登山について無知な二人にとっては、誰もいないことは不安でしたが、

誰はばかることなく話して笑って、リラックスモードであるのは

確かでした(笑)

 

都会育ちの二人には、山の空気と緑は新鮮で、相当のリフレッシュです。

自然に囲まれると、やはり厳かな気持ちになるね、

なーんて普段とは打って変わって殊勝な言葉が出てきます。

やはり自然は偉大ですね。

 

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しばらく進むとこんな可愛らしいお地蔵様が!

 

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深い緑の木々に囲まれ、まさに森林浴。

しかも、誰もいない!

独り占めです。

鳥のさえずりを聴きながら、深呼吸。

いつもの日常とは全くもって異次元の世界です。

これが登山の醍醐味かー!

まだまだ何もしらない私たちは、ただただ素直に感動していました。

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これくらいの階段はまだまだ序の口でした。

はしゃいで写真に撮るくらいですから・・・。

 

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案内文を読むと、いつのまにやら、表情が変わっていたそうです。

これも自然のなせる技なのか?

 

大山寺へ続く階段です。

写真を撮る余裕がまだまだありました。

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この時点では、例えて言うと、「お通し」と言ったところでしょうか。
このお寺の右側の狭い通路を抜けていくと、

いよいよ始まります。

女坂と男坂というルートがあり、もちろん女坂から行きました。

登山好きな人たちから聞いたところ、男坂は傾斜が急な階段が多いから

初心者は女坂へ!とのことでした。

 

登る前に水分補給して、さぁ、行きましょう!

 

この後が、結構大変で、

あれ?阿夫利神社に着く前に既にヘトヘトか?

まずいぞ・・・・

息が上がってきました。

むむむ・・・・

 

二人は徐々にしずかになり、

「結構さー、過酷じゃない?」

つぶやきました。

「人生と一緒だね」

「ほんとだね」

お互い過酷な人生を生きてきたものですから。。。

 

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汗だくになりながら、なんとか到着しました!

おぉっ!

ガス?霧?遠くが見えなくなってきていて、高いところまで来たなーと実感!

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時間を見る余裕もなくなり、どれくらいかかったか分かりませんが、

案内図によると、40分らしいです。

頂上まではここから90分だそうです・・・・!

 

ここでちょっと休憩して、下を除いてみたら、

小さな鹿がちょこんと座っていました。

目が合ったけど逃げないんですね。

 

雨がポツポツ降り始め、合羽を着て、

ここから90分か・・・

とにかく行けるところまで頑張ろうね。

せっかく来たのに、登頂できないのはヤダよね!!!

励まし合いながら、本格的な登山道へ向かいました。

 

またまた激しい階段をクリアし、それだけで既に達成感でしたが、

まだまだどんな試練が待ち構えているかは、知らずに進みました。

 

予報では15時から雨でした。

「降り出す前には下山できるね」

予報を信じてしまっていました。

予報はあくまでも予報。

見事に外れ、10時頃から降ってきてしまいました。

 

もうねー、ほんとにねー

過酷でした。

聞いていた以上に、岩だらけで大変でした。

滑ったら骨折だろ!

くらいなレベルで、気が抜けん!

登っていく人はほぼ見当たらず、既に降りてくる人ばかり。

私たち登頂できるのかな・・・・

不安を消せないまま、

滑らないように気をつけようね!

お互いに注意喚起しつつ、雨の中、汗びっしょり、鼻水だらだらで、

ひたすら心を空にして岩道を、ボルダリングもどきのように

登り続けたのでした。

 

どれくらいの時間がかかったのか、さっぱり分かりませんでした。

(もう写真を撮る気にも、そんな余裕もなくなったので、

何時なのかもかんがえられなかったのでした。)

 

途中で、あまりの美しい神秘的な風景に出会い、

ゼーハーしながらも、これだけは写真に収めました。

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しばらくして、土の道にちょっとだけなると、

わー、うれしい!ずっとこうだといいのにね!

あー、感謝の気持ちになるわー

二人はほっとするのでした。

 

しかし・・・・

すぐに新たな試練が・・・!

すごい岩だらけ!

つらい!たすけてー!

 

延々とそれを繰り返し、繰り返し、

雨の中、やっとの思いで登頂に成功しました!

お腹空いたーーーー!

 

頂上に着いた時には、雨は結構降っていました。

なので、景色は全く何も見えませんでした。

霧の中っていうか、なんていうか、

私たち雲の上にいるって感じ?

おにぎりを食べながら爆笑しました。

 

汗びっしょりのシャツを着替え、持参したおにぎりその他色々を食べました。

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お腹が満たされ、下山してみると、下りはあっという間でした。

ただ、さらに滑らないように入念に気をつけました。

怪我はなんとしても避けないといけませんからね!

 

阿夫利神社まで降りると、霧というかガスというか、

素人にはよくわかりませんが、山がすっかり隠れて、

これまたとっても神秘的で、仙人がふわーっと出てきそうな雰囲気です。

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ふくらはぎがパンパン

つま先がジンジン

疲れました。

はい、本当に疲れました。

 

伊勢原駅で、コーヒー&ケーキを食した瞬間、

「あー、下界に下りてきたって感じ!」

「ホントに別世界だよね」

 

帰りはお風呂に寄って、疲れを癒しました。

登山の後のお風呂は格別ですね。

 

初めての登山で、雨に降られ、思っていた以上に過酷でした。

でも、また行きたいです!

 

普段の生活とは全くかけ離れている空間にいることで、

ものすごーくいいリフレッシュ、切り替えになることが実感できました。

自然という偉大でスピリチュアルな世界に入り込むと

何か自分の中に澱んでいるものが、浄化されるように感じました。

不思議ですが、肩こりがすっかりよくなって、

上半身がとても軽くなりました。

(かなりの運動量だったということですが・・・)

 

山には神様がいますね。

厳かで、決して汚してはいけないところですね。

畏敬の念をもって相対しないといけませんね。

神様がいるというか、山そのものが神さまなのだと思いました。

 

気が遠くなるくらい長い長い歳月の流れを体現し、

数え切れないほどの歴史を重ね、今もそこに在り続ける。

 

頭を深く下げて、下山となりました。

 

 

 

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