本好きなので、子供たちが小さい頃はよーく絵本を一緒に読んでいました。
絵本や図鑑など「本」は、生活の一部だったので、
息子たちはハイハイをし出すと、
毎日本棚の一番下のものを全部引っ張り出すのが日課のようでした。
絵本だけでなく、私のポケット辞書がやけにお気に入りで、
あれこれ引っ張り出して、いつも手元に置いておくのも、
ハイハイ時代からの習慣のようでした。
歩き出し、3歳くらいになるまで、出かける時もポケット辞書をいくつも
リュックに入れて行くのが習慣になっていました。
子供の目からすると、ポケット辞書が魅力的だったようです。
おもしろいですねー
今でも絵本は好きです。
きれいな絵を見ているだけでも、楽しいです。
アニメチックなものよりも、
線がやわらかくてやさしい色調が好きでしたが、
この方の絵は間逆です!
でもとっても個性的で楽しいのです。
子供たちも気に入っていて、よーく読んでいました。
スズキコージさんは、とてもとても「自由」です。
手で描いてみたり、外で描いてみたり
パレットは使わなかったり、
囚われていません。
そこが子供を魅了する理由だと思います。
まさに、子供と同じなのです。
「○○すべき」
「○○を使わないといけない」
そういった発想がありません。
素敵です。
「自由」が好き。
いいですね~
なんといってもこれですね。
絵本らしからぬタッチと色調ですが、それは大人からの目で見た印象で、
子供にはとっても魅力満載の作品です。
福音館書店は絵本出版のエキスパートです。
他の出版社にはないような、素朴で、心の奥底に響く絵本を
世の中に送り出し続けている老舗です。
長い歳月が流れても、変わらず読み継がれている名作を
いくつも生み出しています。
毎月の定期購読サービスがあり、なんと破格のお値段です!
破格のお値段なので、ハードカバーではありませんが、
内容が重要なので全く気になりません。
海外に住んでいた時にも送ってくださいました。
海外に住んでいるからこそ、
福音館の絵本を子供たちに読んであげて、
好きになってもらいたいなーという強い思いがあり、
電話をして聞いてみました。
もう20年以上前のことですが・・・(笑)
電話の向こうの男性は、とても無愛想でしたが(笑)
さっくりと「いいですよ」と一言。
日本から毎月送られてくる絵本が楽しみでした。
息子たちが一番エキサイティングした作品はこれです。
まゆは山姥の娘ですから、鬼よりも力持ちなのですが、
そうとは気づかないまま、鬼を痛い目に合わせるところが
大爆笑でした。
読むたびに大ウケしていた息子たちは
もう20歳を超える年齢になりました。
その他にもたくさんの絵本と出会いました。
目には見えないし、意識はできないけれど、
きっとものすごーく良質な「ココロの栄養」になったと
信じています。