なんでも楽しくチャレンジ:arles1988’s blog

いくつになっても、色々なことに興味が尽きません。あれこれチャレンジする日々です。

岡本 太郎:強く生きる言葉

2011年は岡本太郎生誕100年でした。

それまでは特に興味はなかったのですが、

NHKで放映されたドラマをたまたま見たら、とても興味が沸きました。

www.nhk.or.jp

本もあれこれ読みましたが、このシリーズが私のお気に入りになりました。

 

人に認められたいなんて思わないで、己を貫くんだね。

でなきゃ

自分を賭けてやっていくことを見つけることは出来ないんだ。 

 

ありのままの自分 

こんなに弱い、なら弱いまま、

ありのままで進めば逆に勇気が出てくるじゃないか。

もっと平気で、自分自身と対決するんだよ。

 

やりたいこと 

気まぐれでも、何でもかまわない。

ふと惹かれるものがあったら、計画性を考えないで、パッと。

何でもいいから、そのときやりたいことに手を出してみるといい。

不思議なもので、自分が決めているときには、

それにこたえてくれるものが自然にわかるものだ。

 

失敗 

なにかをやって失敗したりすると、

その失敗したことにこだわって、

くよくよ悩んだり考え込んだりするものだ。

そんなことはいっさい気にしちゃだめなんだよ。

悩んだり考え込んだりする時間があったら、もう一度

その失敗したことをまったく新しい気持ちでやってみるんだ。

どんなことがあっても、自分がまちがっていたとか、

心をいれかえるとか、そういう卑しい変節をするべきではない。

一見、謙虚に見えて、それはごま化しであるにすぎないのだ。

 

こんな感じのアフォリズム集です。

www.weblio.jp

 

ビリビリします。

激しくて、ストレートで、突き刺さります。

「そうだそうだ!」

声を大にして同調します。(笑)

 

まったり平和モードが好きな人には向きませんが、

常に突き進みたい人は、背中を押されたような気がして、

力が沸いてくると思います。

 

Wikipediaにこのような説明があります。

人生の転機

 ジョルジュ・バタイユとの出会いが岡本の一生を変えたと述懐している

1936年、コントル・アタックの集会に参加、アンドレ・ブルトンやモーリス・エイヌに続き、バタイユが、人間の自由を抑圧する全体主義批判の演説をすると「素手で魂をひっかかれたように感動した」。岡本はその後、バタイユを中心に組織された秘密結社に参加した。

 ジョルジュ・バタイユに影響を受けていたんですね!

学生の時に夢中になって読みました。

たしか、卒業論文でも参考文献として引用した記憶があります。

大学3年か4年の頃に買って、今でも手放せない1冊です。

    

 

岡本太郎のこのシリーズには、他にこんなタイトルもあります。

         

 

なんとなく終わってしまう毎日よりも、濃厚な日々の方がいいですね。

 

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